時には空を見上げてみてください。
時には立ち止まってみてください。
時には振り返ってみてください。
何気ないことでも、どんなに小さなことでも、あなたが歩いてきた道をどうか大切にしてください。
時にはつらいこともあります。
時には悲しいこともあります。
時には楽しいこともあります。
時にはうれしいこともあります。
怒ったり、泣いたり、笑ったり、喜んだり、その感情一つ一つを大切にしてください。
悩んだら、抱え込まないでください。
苦しかったら、吐きだしてください。
あなたの周りには、それを受け止めてくれる人は必ずいます。
どうか嘆かないで、どうか落胆しないで、どうか逃げないでください。
あなたが思う全てを、どうか形にしてください。
伝えることで変わる何かがあるのなら、伝えてみてください。
一歩踏み出す勇気がないのなら、誰かと並んで歩いてください。
時には自分を信じて、時には相手を信じて、時には見知らぬ誰かを信じて、歩いてください。
目の前に道はありません。
なぜなら、まだあなたが歩いていないからです。
ゆっくりでいいんです。
道はまだないのですから、急ぐ必要はありません。
時にはゆっくりして、休んでください。
そして、休み終わったらまた歩き出してください。
これから歩む軌跡を思い描いてください。
道中、壁があるかもしれません。
その壁の向こう側が見えないかもしれません。
しかし、その壁を超えることしか選択肢がないわけではありません。
自分なりの方法で、先に進んでください。
そして、その選択を後悔しないでください。
どんなに回り道をしても、あなたが歩いてきた道を無駄だと思わないでください。
何物にも変えられない、経験という武器を手に、歩き続けてください。
頑張れ、受験生!
三条 海斗