説明

「なに? 短編だって?」

いきなり飛び出した衝撃的な発言に俺は戸惑ってしまった。本編がまだ連載して2話目だというのにどこにそんな余裕があると思っているのだ。

「それで、一体何を書くんだ? 恋愛か? 学園か? それとも本編の裏か?」

俺はその発言をした由紀に問いかける。だが、由紀は何も答えない。

「おいおい、何も考えてないわけじゃないよな?」

少し心配になってきた。そうやってドギマギしているとメイアがすっと横から出てきた。

「私が説明します。」

そういうと、メイアはリモコンを操作した。どうやらプレゼンが始まるようだ。

「一枚ノベルズについて説明させていただきます。この一枚ノベルズというのは本文がA4サイズの紙一枚に収まるような、一話完結の短編小説です。ジャンルは様々、Make Only Innocent Fantasyのメンバーがそれぞれ執筆します。更新日時等は不定期で更新します。」

「なるほど。概要はわかった。だが、それでいったい何になるっていうんだ?」

短編小説ならば短編小説としてちゃんと書けばいいものをどうして一枚というくくりにするのか。

「それにはちゃんと理由があります。」

メイアがリモコンを操作するとページが切り替わる。俺がこういう質問をすることをまるで予期していたみたいだ。

「一番の理由として空き時間に読める小説を提供することが目的です。A4サイズの紙一杯に書いたとしても1440文字です。大体5分以内に読み終わるようなそんな短い小説を多くの人に読んでもらうことが目的です。」

「なるほど。確かに空き時間に読めるな。」

「この説明用の短編もそれに従って書かれています。この程度の長さだと思っていただければ大体の感覚がわかると思います。」

先ほどからメタ発言が多いような気がする。だが、気にしていたら負けだろう。それにこれ以上何か書くと作品の雰囲気を壊しかねない。

「では、これで一枚ノベルズの説明を終わらせていただきます。この作品の本編である『EXITIS~その中にあるもの~』は小説家になろう様にて公開中ですのでお手に取ってみてください。感想等も受け付けています。気軽に書いてください。それが作者の力になり参考になります。」

メイアはぺこりとお辞儀をした。その様はさすがの一言だった。

「では、本編で会いましょう。」

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